林修の今でしょ!講座で紹介された米麹&酒かす甘酒の4つの効果とは?家での簡単な作り方も!
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12月11日に放送された「林修の今でしょ!講座3時間スペシャル」では、米麹由来の甘酒と酒かす由来の甘酒の両方を取り上げ、その二つを飲み分けすることで冬の大敵を防ぐという内容でした。
米麹由来の甘酒は普段から家で作って飲んでいるのですが、なんとなくいいと思って続けていた甘酒生活が体にとってとても良いということを再確認できました!
私やぴーこ(一歳の娘)も飲んでいる米麹由来の甘酒の作り方の記事はこちら→甘酒を手づくりしよう!失敗しない作り方は?赤ちゃんはいつから飲める?
今回は、甘酒っていいって聞くけどどうなの?と思っている人や番組を見逃した!もう一度見たい!と思っている方のために放送内容をまとめます!
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目次
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甘酒の二つの種類 米麹甘酒と酒かす甘酒
「甘酒」と一言でいっても米麹由来の甘酒と酒かす由来の甘酒の二つがあります。
米麹甘酒
米麹甘酒の原材料は米麹とお湯です。
蒸したお米に醤油や味噌にも使われる麹菌という日本ならではの菌類をかけて2日間寝かせると米麹が作られます。
この米麹と60度のお湯を混ぜれば(温度を保って発酵させて)米麹甘酒の出来上がり!
酒かす甘酒
酒かす甘酒の原材料は酒かすとお砂糖、お湯です。
酒かすは日本酒を絞った後に残る搾りかす。
日本酒の製造過程でできた酒かすに砂糖を加えお湯で溶かせば酒かす甘酒の出来上がり!
米麹甘酒のすごい力⓵米麹甘酒パワーがかぜ・インフルエンザを防ぐ
麹菌の働き
麹菌はお米のでんぷんやたんぱく質を食べることはできないのでそれらを分解するために自分で酵素を出します。
お米に付着した酵素がでんぷんをブドウ糖に分解することで甘くなり、たんぱく質をアミノ酸に分解することで免疫力アップにつながるというわけ。
分解された栄養だからすぐに吸収できる
さらに、かぜをひいた時こそ米麹甘酒がおすすめなんだそう。
人間は食べ物を唾液や胃液などの消化酵素で分解するけれど、米麹甘酒は栄養素がすでに分解されているためそのまま吸収できるんだとか。
なので、かぜをひいて体力を回復させたいときにぴったり!
米麹甘酒のすごい力②麹菌の作るペプチドが血圧上昇を抑制
冬になると増えてくるのが部屋と外の寒暖差による血圧上昇。
米麹甘酒に含まれるペプチドにはその血圧上昇を抑える働きがあって、朝にヨーグルトと一緒に摂ることでより効果が期待できるんだそう。
ペプチドとは
麹菌が出す酵素がたんぱく質を分解する過程でできる、アミノ酸がつながったもの
血圧上昇の仕組み
人間の体には害のないホルモン(アンジオテンシン1)があるが、ACEという酵素によって血管を収縮して血圧を上昇させたり尿などで出るはずの塩分を血液に中にためるホルモン(アンジオテンシン2)に変化する。
ペプチドはACEの働きを抑制する効果があるので、体内にペプチドがあればあるほど血圧を上昇をしにくくさせるそう。
また、血圧をあげるホルモンは朝活発になるので米麹甘酒は朝飲むとより効果が期待でき、高血圧予防に効果的なヨーグルトと一緒に食べるとWのパワーが見込めるんだとか。
お家で米麹甘酒を作ろう
米麹甘酒は日ごろから家で作って飲んでいます。
お家でも上で紹介したように米麹と60度のお湯を混ぜるという単純な方法とちょっとしたコツで作れますよ!
詳しい作り方はこちらの記事からどうぞ→甘酒を手づくりしよう!失敗しない作り方は?赤ちゃんはいつから飲める?
作るのはちょっとめんどくさいという方はネットでも買えますし、スーパーにも売っています。
原材料を確認してできるだけ余分なものが入っていないものを選ぶといいですね。
酒かす甘酒のすごい力①レジスタントプロテインが脂の吸収をおさえ肥満の防止につながる
酒かすは日本酒を作るときに出る副産物ですが、日本酒を作るのに必要な米麹と清酒酵母を混ぜることに肥満防止の秘密が!
清酒酵母の働き
米麹には先ほど説明したように麹菌が分解したブドウ糖とアミノ酸がいっぱい入ってます。
そこに清酒酵母を混ぜると、ブドウ糖を食べてアルコールへ分解し日本酒ができ、さらに米麹を分解し続けることでレジスタントプロテインになります。
レジスタントプロテインとは
体内で吸収されにくいたんぱく質。食事で摂った脂を包み込んで体の外へ排出してくれる。
このレジスタントプロテインが日本酒を作るときに残った酒かすの方に濃縮されて豊富に含まれるため、肥満防止につながるとのこと。
なので食事と一緒に酒かす甘酒を飲むことでより効果が発揮できるんだとか。
ただ、酒かす甘酒には糖質が含まれているため一日にコップ一杯程度(200ml~300ml)がおすすめだそう。
肥満防止のために飲んでるのにたくさん糖質を摂っちゃったら意味ないですもんね!
酒かす甘酒のすごい力②肌に良い成分コラーゲンが増える
皮膚のコラーゲン量は20歳を過ぎると急激に減少し、それが肌を老けさせる原因の一つだそうですが、番組出演の尾関先生の研究で酒かす甘酒にはコラーゲンの減少を抑える働きがあることがわかったそう。
冬に女性に多い悩み、お肌の乾燥によるトラブルを解消できるかも!
研究内容
40代~50代の女性4人に朝晩1杯の酒かす甘酒を一週間飲んでもらい、肌のコラーゲン量を測定しました。
すると、酒かす甘酒を全く飲まなかった時と比べてコラーゲン量がぐんとアップ!
さらにすごいのが、その後一週間飲むのをやめても次の週に測定したらコラーゲン量がアップしたということ。
酒かす甘酒に含まれるα-EGという成分によって、一週間でコラーゲンを作る細胞が活性化され、その効果は一か月も持続するんだそう。
α-EGとは
米麹と清酒酵母を混ぜたときに作られる成分。
コラーゲンは肌の中の真皮で作られるが、加齢によって真皮が老化してしまうとコラーゲンを作る量が激減して肌がくぼみ、シワができてしまいます。
酒かす甘酒に含まれるα-EGには真皮を活性化してコラーゲンをつくる量も増加してモチモチの肌を取り戻してくれる効果が期待できるんだそう!
一週間飲むだけで効果が一か月も持続するのはすごいですね!
酒かす甘酒の効果的な飲み方
より効果的なのはしょうがを皮ごとすって甘酒に加えて加熱し肌細胞がつくられる夜に飲むのがいいとのこと。
しょうがに含まれる辛み成分ジンゲロールが過熱することでショウガオールに変化し強い抗酸化作用で肌が老ける原因の酸化から肌を守るんだそう。
また、ショウガオールは皮に多く含まれるため皮ごとすることがポイントなんだとか!
甘酒Xしょうがで温まって冬にぴったりの飲み物ですね!
お家で酒かす甘酒を作ろう
酒かす甘酒は発酵させる手間がないので米麹甘酒よりもさらに簡単!
上で紹介した通りお家でも同様に酒かすをお湯で溶いてお砂糖を加えましょう。
おわりに
以前甘酒を手作りしている記事に載せた効果よりも一歩踏み込んだ甘酒のパワーがわかり、より一層家族で飲もうという気になりました!
番組を見て思ったのは、実は甘酒として飲まなくてもいいんじゃないかってこと笑。
米麹甘酒では麹菌が、酒かす甘酒では酒かすが重要な働きをするので、つまり塩麹や醤油麹、酒かすは粕汁として摂っても同じ効果が見込まれますよね。
特に酒かす甘酒にはお砂糖を入れているのでうちはお味噌汁に酒かすを溶かして取り入れています。
逆に米麹甘酒はお砂糖がなくても甘みが出るので、番組で紹介していたようにヨーグルトと混ぜるなどお砂糖の代わりとしてこれからも作ろうと思います。ぴーこ(一歳の娘)もヨーグルトに甘酒を混ぜると食べやすいみたいですよ!
関連記事:甘酒を手づくりしよう!失敗しない作り方は?赤ちゃんはいつから飲める?
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