子ども医療電話事業『#8000』はつながらない?通話料はかかるの?『#7119』との違いは?
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休日・夜間に子どもの体調が悪くなったら、かかりつけの小児科も休みでどうしよう??って困ることありませんか?
うちも最近そんなことがあって、調べたら『#8000』というのがあったから使ってみたので紹介します!
なかなかつながらなかったけれど、粘りましたよ~。
また、先日あさイチで放送のあった『#7119』との違いも紹介します。
目次
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子ども医療電話事業『#8000』とは
(厚生労働省HPより)
休日・夜間に子どもの症状にどう対処したらいいか、病院を受診したほうがいいかなどの判断に迷ったときに電話口で医師・看護師に相談できるもの。
全国どこからでも電話で『#8000』にかけることで、住んでる都道府県の相談窓口に自動転送されて小児科医師・看護師から適切なアドバイスがもらえるんだとか!
(厚生労働省HPより)
電話応対の時間は都道府県ごとに違うみたいだから、厚生労働省のHPで確認してみてね!
実際に使ってみた
かかりつけの小児科はお盆休み・平日だから休日診療もやってないという状況で、困って朝電話をかけてみました。
子供の状況
- 前日からお腹の調子が悪くて下痢
- 熱はない
- ごはんはいつも通り食べる
- 元気
なかなかつながらない電話
電話をかけてみると、すぐに電話が混みあっているから時間をおいてまたかけてというアナウンスが。
時間をおいている場合ではないので、即切って即かけ直し!
何度か繰り返していたら繋がりました。
・・・が、ここでも電話が混みあっているアナウンスが!
さっきと違って今度はそのまま待つかかけ直すか。
ここでかけ直していたら、せっかく次の段階に進んだのに水の泡…。そのまま待ちましょう!
しばらくそのアナウンスが流れる中待っていると、やっと人と繋がりました。
やった!
…と思ったらこの人は受付の人で、
「電話が混み合っていて全員対応中だから、こちらからかけ直します。」
とのこと。
まだ段階があるんかい!
ここまでやれば、こちらから出来ることはないので信じて待ちましょう。
それにしても、初めに流れるアナウンスで時間をおいてかけ直していたら、小児科医・看護師にはいつまで経ってもたどり着きません。
ここは、「誰よりもまずはうちの子を!!」という多少がめつい気持ちで粘りましょう。
もらったアドバイス
しばらくすると折り返しの電話が!
看護師さんからでした。
上記のわが子の症状を伝えたところ、以下のアドバイスがもらえました。
とにかく水分補給
下痢で怖いのは、水分を奪われて脱水症状になること!
回復が遅くなるだけじゃなくて、手足のしびれや頭痛が引き起こされて重大な病気になることも。
下痢や嘔吐で奪われるのは単に水分だけでなく、ナトリウム・カリウムといった電解質もです。
私たちの体は体内の電解質濃度を一定に保とうとするので、電解質が奪われた状態で水分のみを摂っても体内の電解質濃度が下がって水分を尿として外に出してしまい、かえって脱水が進行してしまうんだとか。
そこでOS-1みたいな経口補水液を勧められました。
子どもが飲みやすいようにりんご果汁が入ったものが3個セットで300円ほどであったよ!
食事はどうする?
下痢の時に適した一歳児の食事は、お味噌汁や野菜スープの上澄み・母乳・ミルクなど。
良くなってきたら、離乳食初期の慣れた頃の食事へ。
例えばおかゆ・豆腐・赤ちゃんせんべい・かぼちゃやにんじんを潰したものなど。
もともと離乳食で軟らかめだったから変えずに食べさせていたけど、アドバイスをもらって固形物のない食事に変えました。
病院へ行く?
わが子の症状では、すぐ診てもらう必要はないとのこと。
もし病院へ行ったとして考えられることは、整腸剤の処方。
水分が摂れなくてさらに症状が悪化する場合は、点滴するのですぐ受診するよう言われました。
便秘がちなわが子はすでに整腸剤を持っていたので、アドバイスをもらって急いでいく必要はないと判断。
#8000その後
その後、わが子には新たに鼻水の症状が現れました。
かかりつけの小児科が再開したのですぐ診てもらったところ、風邪で下痢も風邪からくるものだということで、風邪薬と整腸剤を処方されました。
下痢は一週間もすれば良くなるそうで、引き続き水分補給が大切とのこと。
受診した2日後に下痢の症状は治まりましたよ!
今回、下痢の症状は6日ほど続きました。
#7119との違いは?
深夜急病で困ったときの相談相手として『#7119』があさイチで紹介されました。
東京都などの自治体で相談ダイヤルで、『#8000』と同様どうしたらいいか教えてくれます。
24時間365日対応しているんだとか!
電話口の担当者は全員救急医療の専門の研修を受けた看護師で、会話の内容や声の調子などから判断して、場合によっては救急車を呼んでくれるそう。
そこまで救急じゃないと判断したら、その症状にあった最寄りの医療機関を紹介してくれます。
判断に迷ったら常駐している医師(救急医療のエキスパート)に相談しているそうですよ。
ただ、対応している地域が限られていて、全国に広がるには時間がかかるようです。
私が住んでいる愛知県も対象外でした。
#8000は小児の育児相談を主として始まったもので、子どもに特化していると考えればよいそう。
子どものことで判断に迷ったら#8000へ!
また対象地域と実施時間も番号によって違うから、状況にあった方を選ぼう!
119番との違いは?
119番は突然の激しい頭痛、呼吸困難、意識不明などの生命にかかわるような一刻を争うときに使います。
すぐに病院へ行ったほうがいいか、様子を見るべきかなど、どうしたらいいか迷ったときは#8000や#7119を使います。
通話料はかかる(かけ放題でも!)
『#8000』『#7119』は相談料はかからないけれど、通常の通話料がかかります。
ちなみに携帯電話のかけ放題プランに加入していても通話料はかかりますよ!
110番、119番とは違うんですね。
おわりに
今回初めて『#8000』を使ってみたけれど、利用してよかったです!
冷静に考えれば、急いで受診する必要はないかなと思える症状でも、専門の方に言ってもらえると安心できるし、家で出来る適切なアドバイスがもらえました。
電話の回線の混みに負けずにがんばりましょう!
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